こんにちは、えむです。
この記事では、誰もが迷い悩んできたコンセプト設計について、
僕自身が学んで実践している方法を紹介します。
連載の第2回目は
「何も商品(悩み解決する手段)がない人はインプット・実践で手段を身につけろ!」
をテーマにお伝えしていきます。
この記事を読むと、商品が無い状態の初心者の方が、商品を作る方法が分かります。
できる限り具体的に説明するので、あとはやるだけ状態になります。
コンセプト設計の商品づくり:いま商品が必要な理由
初心者の方は、ノウハウ・経験・実績などが無いため、
お客さんをスタート地点からゴールまで連れていく術がないです。
これが商品が無いということです。
もっと具体的に言うと、コンサル・教材・有料コミュニティなどの、
お客さんの悩みを解決する商品が無いのです。
「お客さんを集めただけで何もできない・・・」
集まればまだいい方ですが、手段を提示できなければ、
お客さんはじれったくなります。
いつまでも待ってくれず、あなたの元を去っていきます。
それどころか
「あ、この人、中身空っぽだ。」
なんて悪印象を与えたら地獄です。
例えば、あなたの発信コンセプトをスタートとゴールだけ準備します。
スタート:貧乏な人
ゴール:金持ちにする
具体的な手談:なし
結局「どうやって金持ちにするの?」というところでどん詰まりです。
理想だけ掲げた夢想家の話には誰も興味を持たず、あなたは滑ります。
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じゃあどうすればいいかというと、
商品を作るために行動するしかないです。
これだけは覚えていただきたいこととして
コンセプト設計で商品も作る
ということがあります。
もちろん最初から商品が100%完成していなくても構いません。
コンセプト設計の時点で
お客さんをゴールへ連れていく手段が決まっていないと、
中身のないアカウントが出来上がります。
逆に、手段が決まっていれば、
地に足の着いたアカウント運用ができます。
商品がない人のコンセプトは、
大滑りすることをお伝えしてきました。
では、商品を作る方法を説明します。
コンセプト設計の商品づくり:手段を決める
誰を何処にどうやって連れていくのか。
これがコンセプトです。
「誰をどこに」の部分はすでに決まっているとします。
「どうやって」の部分を決めていきます。
手段を考える方法
- お客さんのスタート(現在の姿)はどんな特徴があるのか洗い出す
- お客さんのゴール(目的地にたどり着いた姿)はどんな特徴があるか洗い出す
- スタートとゴールの差・違い・ギャップを洗い出す
- 差・違い・ギャップを解消、解決する手段を決める
1から3までは、付箋などを使ってどんどん書きだしていってください。
①1つのアイディアにつき付箋1枚で書きます。
数は多ければ多いほど良いです!
10分とか20分とか、時間を決めて取り組むとやりやすいです。
②洗い出し終わったら、ジャンルごとに集めます。
③各ジャンルを表す名前を付けてください。
④どのジャンルを解決するか決めます。
欲張らず、1つに絞ってくださいね。
3まで終わったら、4です。
4は言い換えると現実から理想へ登っていく手段です。
実現可能な手段を挙げていきましょう。
これで、どんな商品・手段を作るのかが決まります。
参考までに、
この思考フレームは、
- ブレインストーミング
- kj法
- AsIs-ToBe分析
を使っています。
どんな手法か知りたい人はググってみて下さい。
コンセプト設計の商品づくり:インプット・学び
手段が決まったので、
手段を行使できるように自分を仕上げていきます。
そこで次の遷移を目指しましょう。
空っぽ→ 情報の仕入れ → 小さな世界のナンバーワン情報通
初心者の方、全く実績や強みが無い方は、
ざっくり言えば空っぽの状態です。
そこに、情報を仕入れていきます。
仕入れが必要な情報を挙げます。
- 手段を実体化させる情報 : ビジネス知識、ノウハウ、思考法など
- 手段を構築する情報 : 動画撮影の方法、ライティングの方法など
- 手段を支える情報 : 周辺知識、予備知識など
情報のおすすめの探し方は、googleはもちろん、Brain、Tips、noteもアリです。
X(twitter)の発信者の情報もチェックするとよいです。
最初のうちは、ハズレ情報を掴まされるかもしれませんが、
学びを深めていくと、徐々に情報を鑑定する目が育ちます。
ただ、真偽が分からない、明らかに捏造のにおいがしていたり、
想像でモノを話している情報は拾わなくてよいです。
学び・インプットは、目的を明確にして取り組んでください。
近道は無いので、ひたすら読み込む、感じ取るようにします。
読み込んで理解したこと、感じたことは、
あなたの貴重な資産なので、大切にしましょう。
僕は、情報をインプットしたら、文書でアウトプットしています。
情報から得た学びや、自身の改善点など書いています。
学びは1度で終わらず、繰り返し学んで血肉になるものです。
復習するときに、アウトプットした資料が役立ちます。
理解度をより深めることができます。
コンセプト設計の商品づくり:実践
学びを深めたら、実践に移ります。
具体的には、以下の取り組みになります。
- お客さん、見込み客に向けた発信
- お客さん、見込み客との対話
- 自分との対話
まず、学んだ知識を使って、SNSやブログといったメディアに、
自分の考えや思考を発信します。
発信するときは、お客さんや見込み客に向けて書きます。
発信した後は、反応(定量的なものから定性的なものまで)を分析してくださいね。
情報が足りてなくて上手く伝わっていないとか、
いいリアクションがもらえたとか、評価しましょう。
足りない要素があれば、さらに学び・インプットをします。
次に、お客さんや見込み客と対話する機会があれば、
自分の商品に果たしてニーズがあるのか、ヒアリングができます。
そして、自分の話す情報に対して相手の生の声でリアクションがもらえるチャンスです。
コメントから話を広げてヒアリングしてみましょう。
最後に自分との対話ですが、これは自問自答の時間を作るということ。
「今の情報量で満足のいく商品が出来上がるかな……」
「商品を手に取ってもらえるだけの魅力があるかな……」
など自分に質問して答えを出していきます。
もし改善・改良の余地が見つかれば、
取り組んでいきましょう!
コンセプト設計の商品づくり:商品作成
いよいよ商品を作成します。
といっても、ここは簡単な作業なので、
ぱぱっと作りましょう。
情報+実践した経験値 = 商品
だと思ってもらえれば。
学び・インプットと実践を通じてたまった情報を、
あなたの言葉で表現・言語化し、
お客さんが体験しやすい形で提供します。
(動画、テキスト、図解、音声、電子書籍といったコンテンツ)
これで商品は完成です!!
商品が完成することで、
あなたはコンテンツビジネスの土俵に上がれるようになります。
まとめ
コンセプト設計の時点で商品を作るのは、
一見、難しいと感じられたかもしれません。
少なくとも僕は、戸惑いました笑
しかし、コンテンツビジネスをする以上、
いつかは越えないといけない壁ですよね。
早いうちに経験しておいた方が、後が楽になります。
それに、なにより経験値が上がります。
さらにさらに!市場への訴求力が高まります!!
最後の最後に何言いだしてるの?
と思われる覚悟で、ごり押ししてみました。
では、また別の記事でお会いしましょう。